エア駆動
ダイヤフラムポンプ
AODD・DS

エア駆動ダイヤフラムポンプ

エア駆動ダイヤフラムポンプとは

電源不要・高い安全性、エア駆動ポンプのスタンダード

圧縮空気で駆動するエア駆動ダイヤフラムポンプは、防爆エリアや薬液移送など幅広い現場に対応します。

仕組み(動作原理)

エア駆動ダイヤフラムポンプの動作原理

エア駆動ダイヤフラムポンプは圧縮エアーを駆動源として作動します。
2枚のダイヤフラム構造で、ダイヤフラムとエアチャンバーの間にエアを供給することにより、ダイヤフラムの押し引き動作を繰り返し、液体の移送を実現します。
このシンプルな構造により、安定した移送と高い耐久性を実現しています。

1 吸込開始 (左側が吸込、右側が吐出)

圧縮空気が右側のエア室へ送られると、
右側のダイヤフラムが外側へ押され、吐出弁が開き液体が押し出されます。
同時に左側のダイヤフラムは内側へ引っ張られ、液室が負圧になり、
吸込弁が開いて液体が吸い込まれます。

2ストロークエンド

ダイヤフラムがストロークの端まで移動すると、
左側の液室は液体で満たされ、右側は液体を吐出し終えて
エア切り替え弁が作動します。

3反転動作(右側が吸込、左側が吐出)

圧縮空気が左側のエア室へ送られると
左側のダイヤフラムが外側へ押され、吐出弁が開き液体が押し出されます。
左側では液体を吐出し、右側では負圧によって新しい液体を吸い込みます。

4繰り返し運転

・ストロークエンドに達すると、再びエア切り替え弁が作動します。
・①〜③の動作を繰り返すことで、液体を連続的に移送します。
・チェックバルブ(逆止弁)があるため、液体は一方向にのみ流れます。

特長 FEATURE

01電源不要で防爆性に優れた安全設計

圧縮空気で駆動するため電気を使用せず、防爆エリアでも安心して使用できます。

02空運転が可能でトラブルに強い

液体がない状態でも運転でき、誤操作によるポンプ損傷のリスクを低減します。

03自吸式で扱いやすい

自吸能力を備えているため、呼び水不要でスムーズに液体を吸い上げます。

※ご使用条件により、呼び水が必要になる場合がございます。

04簡単な流量制御

エアの圧力や流量を調整するだけで、吐出量を簡単にコントロールできます。

05高粘度・スラリー液の移送が可能

粘度の高い液体や固形分を含むスラリー液も安定して移送できます。

06シンプル構造でメンテナンスが容易

シンプルな構造で、分解・組立も容易なため、メンテナンス性に優れています。

製品一覧

材質ラインナップ

樹脂(PPタイプ)

樹脂(PPタイプ)

特長
耐薬品性に優れ、酸・アルカリなど一般的な薬品移送に適したコストバランスの良い材質です。
対応液体
塩酸(低濃度)、硫酸(低濃度)、苛性ソーダ、炭酸ナトリウム、洗浄液、排水・汚水 など
樹脂(PVDFタイプ)

樹脂(PVDFタイプ)

特長
PPよりもさらに耐薬品性・耐熱性に優れ、強酸・強アルカリなど過酷な条件での使用に最適です。
対応液体
濃硫酸、濃塩酸、硝酸、次亜塩素酸ナトリウム、フッ酸 など
アルミ製

アルミ製

特長
軽量で扱いやすく、コストパフォーマンスに優れた汎用タイプです。
対応液体
水、工業用水、軽油、潤滑油、廃油、クーラント液 など
ステンレス製

ステンレス製

特長
耐食性・耐久性に優れ、薬品や高粘度液など幅広い液体の移送に適しています。
対応液体
有機溶剤(アルコール、トルエンなど)、薬品、高温水、食品原料、洗浄液 など

使用例 USE CASE

排水処理
排水処理
化学工業
化学工業
製薬
製薬
塗装・印刷
塗装・印刷
石油・燃料
石油・燃料
自動車
自動車
海洋・資源開発
海洋・資源開発
炭鉱
炭鉱
繊維工業
繊維工業
洗浄・フィルタリング
洗浄・フィルタリング
ファインセラミック
ファインセラミック

よくある質問

空運転は可能ですか?

エア駆動ダイヤフラムポンプは空運転が可能です。ただし、使用条件や構成部品によって注意点が異なるため、事前に仕様をご確認ください。

電源がない場所でも使用できますか?

圧縮空気を駆動源とするため電源は不要です。防爆エリアなど、電気機器の使用が難しい環境にも適しています。

高粘度液やスラリー液にも対応できますか?

液体の粘度や固形物の大きさに応じた機種選定が必要ですが、高粘度液やスラリー液に対応できるシリーズがあります。

お問い合わせ

製品の選定や仕様についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
用途に最適なポンプをご提案いたします。